【自作】プラグ用シングルフックの作り方

TOYOPU

2019年04月20日 12:00

以前から、ちょくちょくやっているのですが、

プラグ用にシングルフックを自作しています


ヒラマサ等のダイビングペンシル用でシングルフックを使うのは、だいぶメジャーになりましたが、

シーバス用としては、ほとんど使っている人をみません

市販されているルアーのほとんどは、トリプルフックが付属していますが、

なぜ、わざわざシングルフックに使うのか



それは


強い針を使いたいから


10cm以下のプラグや

バチ用のスリムなシンペンなどには

10番、12番などの小さな針が使われていますものもあります

当然、それらの針は、軸が細いためすぐに伸びてしまいます



では、デカイサイズに交換すれば・・・

と言いたいところですが、


ルアーのバランスが悪くなって

泳ぎが変わったり

フローティングが沈んだりしてしまいます




大きな強い針を使いたいけど

ルアーの本来のアクションを極力変えたくない





そんな時に、シングルフックを使っています




前振りが長くなりましたが、


自作方法について解説していきます



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■準備するもの

・釣り針
 使うルアーのサイズによってお好きなものを使ってください
 ヒネリの入っていないものがいいと思います。
 私の場合は、
 がま磯、伊勢尼、鯛ラバ用などの13、15番辺りを使います。

・アシストライン
 ジギングフック売り場にいろいろありますが、
 シーバスの場合であれば、50~80lbあれば十分だと思います。

・釣り糸
 アシストラインの中に補強として使います。
 フロロの3か4号でいいと思います。

・セキ糸
 市販のセキ糸でもいいですし、あまった1.5号前後のPEラインでもいいと思います。
 PEを使う時は、ノンコートの4本ヨリがオススメです。

・ボビンホルダー
 セキ糸を巻く時に必須アイテムです。

・ニードル
 私の作り方の場合、これは必須アイテムです。
 細いタイプを選んでいます。

・瞬間接着剤
 色々な粘りのタイプがありますが、写真の耐衝撃型が程よい粘り具合でおすすめです。

・バイス
 無なくても出来なくはないですが、指が痛くなるので、あるとめちゃ便利です。

・ピンセット、ハサミ





まずは、アシストラインを約3cmにカット
長さについては、使う針の種類と、スプリットリングを通す輪っかの大きさの好みによりますので、
ご自分で微調整してください




アシストラインの芯をピンセットで摘み出して、引き抜いてください




アシストラインの中に、釣り糸を通し、
両端に1cm程度あまりを出してカットしてください




ニードルをアシストラインの中に通し、中央より少し手前から抜出します




反対側の端をつまみます
その際、先端側のあまった釣り糸はカットします




ニードルをゆっくりと抜き出し、輪っか(アイ)を作ります
あまった釣り糸はカットしてください




出来上がったアシストラインのアイが縦向きになるように釣り針を刺します
この時、アイの位置から3mm程度下側に刺すのがいいです




バイスに釣り針を固定し
針の根本にセキ糸で下巻きをします




続いてアシストラインと針をまとめて巻いていきます
行きは軽く巻いて、戻りは締め込みながら、1往復巻いていきます
力を入れすぎるとセキ糸が切れることがあるので、微妙な力加減をするのがコツです
針のミミのところは特にしっかりと巻いてアシストラインのアイがまっすぐになるようにしてください




セキ糸を止めていきます
ピンセットにセキ糸を2周回して



針のミミのところへ通し、セキ糸を引っ張って締め込みます
これを2回やります



セキ糸を5mmほど残してカットして、瞬間接着剤をセキ糸全体に塗っていきます




接着剤が乾けば、セキ糸の端をカットして完成

私の場合で、1本巻くのに5分程度です





左から、
鯛ラバ用早掛け13号、がま磯15号、伊勢尼15号



ハンプ グース125F
前と後ろが、がま磯15号、真ん中が13号
針同士が絡むため真ん中だけサイズを小さくしています
これで、84cmを釣りました



マリア 旧マールアミーゴ 80
前がま磯15号、後13号
これで92cmを釣りました





狙っているサイズがデカイとき、
4番フックでも伸ばされることがあります

しかし、2番に変えると、沈んでしまうルアーって結構あります。

また、シンキングミノーをよりゆっくり沈ませたい時、
根掛かりがハンパじゃない時、などにもシングルフックを使います


よく言われますが、

シングルフックって掛かりにくいのでは?

と、聞かれますが

確かにアタリがあっても乗らないことはありますが、

掛けた魚をバラすことは少ないと思います


記録級の魚に、針を伸ばされてバラした、なんて悔しい思いをしたくないので
太軸でフトコロの広いシングルフックを使います


そして、根掛かりがかなり減りますので

底付近をじっくり攻める時には重宝しますし

根掛かりせずにしっかり攻められることで、アタリも多くとることができると思います




メリット・デメリットを十分理解して

使い分ければ、釣りの幅が広がると思います




興味のある方の参考になれば幸いです





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